まちPRオフィス

余裕ある準備と憧れの女性像。

いい天気だというだけでうれしい。そんな細やかなヨロコビがあるから、生きていられる。そんなことを思った春の日。確定申告をはじめ、年度末に抱えていた仕事がすべて終わった私は、開放感でいっぱいだ。そして、心に誓った。これからは月末最終日を事務処理DAYに設定しよう。思っていただけでは絶対にやらないから、手帳に書いてしまおう。

そう。これまでは、出掛けたり人と会う予定のみを手帳に書き、ToDoリストをその日の朝に書いて、1日の動きをシュミレーションしながら仕事をするようにしていたが、それでだけではどうもまわらない。ということを、フリーランスになってしばらくしてから気づいた。ついスケジュールを詰め込んでしまい、自分の首を絞めてしまう結果になるのだ。それからは原稿の締切日だったり、事務作業日を書くようになった。

 

でもつい、報告書だったり、経理だったり、好きではない仕事はあとまわしにしてしまう。そして8月31日の夏休みの宿題のごとく、年度末にあっぷあっぷ状態になるのである。40年以上生きてきて、まったく進化がない。そんな自分に呆れてしまう。小学生と一緒かよ。

そもそもすべてにおいて『余裕のある準備』が、子どものころから苦手だった。にもかかわらず、きちんとしていて余裕のある女性像にずっと憧れている。

 

もうすぐ新年度が始まる。
さあ、やろう。たまった埃を片づけることから始めよう。

 

憧れの女性像にはほど遠い。