晴天雨天の『神戸新開地音楽祭』で音楽のチカラを知る。
18回目の神戸新開地音楽祭が無事閉幕した。土曜日は気持ちのいい晴天、日曜日はいつまで降り続く雨天と両極端な2日間。たっぷり雨が降る音楽祭は数年ぶり。「新開地音楽祭といえば雨が降るよね」と今でも言われるくらい、当初のころは1日は必ず雨が降っていたという皮肉な教訓があるため、スタッフの雨対策はいつも万全だ。ただ心配なのはお客様。小雨ならまだしも、土砂降りの雨のなか、どれだけのお客様が来てくれるのかは未知数。「雨でもお客様はぜったい来てくれる」と雨の開催を初めて経験するスタッフに言いながらも、心のなかでは不安を抱えていた。
しかし、そんな心配も杞憂だった。11:30の開幕時間が近づくと、傘を差した人たちがメインステージ前で足をとめる。テント下の観客席にもすでにたくさんのお客様!
※BIGMANステージ
晴天時にくらべると、その数はかなり少ない。けれど、こんな雨の中、これだけのお客様が来てくれている!アーケードや屋内のステージはもちろん、屋根のないステージにもたくさんの人が楽しそうにライブを楽しんでいた。その光景を見ただけで、ワタシは胸がいっぱいになった。きっと他のスタッフも、出演者さんたちも同じ気持ちだったとおもう。
音楽のチカラはすごい。
新開地音楽祭のスタッフでよかった。
素晴らしいステージを見ることができる。素晴らしい音楽を聴くことができる。だから観客が集まる。雨でも新開地音楽祭に来たいとおもう。それもこれも長年の積み重ねがあってこそ。それに尽きる。『継続は力なり』という言葉がぴったりの第18回神戸新開地音楽祭だった。今年も楽しいたのしい2日間だった。
余談だが、私が会場で担当している『新開地ファン登録キャンペーン』。これまではアンケート+登録情報を紙に書いてもらうというアナログ式だったが、夏に喜楽館のオープンを控えていることもあり、今年は“イマドキ”な【LINE@】の登録に切り替えた。結果はまずまず。数は少なかったものの手応えを感じることができた。(みんなLINEやってるよね~)さらに読者を増やせるよう、商店街にポスターを貼ったりSNSやメルマガで告知するなど、今後も引き続きPRをおこない、5月下旬くらいに第1回目を配信する。
音楽祭翌日、翌々日は、さすがにワタシも緊張の糸が切れたように、どっと疲れが出て、ひどい睡魔と頭痛に襲われた。裏方の裏方、事務局の常勤スタッフさんはきっと、もっと疲れているに違いない。ホッとしているに違いない。みんな、ほんとうにお疲れさまでした。
1年が終わって、また新しい1年が始まる。